ANAマイルの貯め方・使い方ガイドANAマイルの基礎知識編>ANAマイルの使い道を徹底比較。コスパの良いマイルの使い道

ANAマイルの使い道を徹底比較。コスパの良いマイルの使い道

ANAのマイルは大きく「電子マネーへの交換」「ANA利用券との交換」「ANAスカイコインとの交換」「ANAセレクションとの交換」「国際線アップグレード特典として利用」「国内線・国際線の特典航空券との交換」という6つの使い道があります。

 

ここでは、これらの6つの交換商品について、一体何に交換すればお得なのかを徹底的に比較していきます。

 

貯めたANAのマイルの使い道とオススメ度のまとめ

いきなり結論ですが、オススメ度(お得度)別に紹介していきます。

 

  1. 1)電子マネーなど他のポイントへの交換
    オススメ度:☆
    楽天Edyなどの電子マネーやTポイントや楽天ポイントなどに交換するルートです。基本的には1マイル=1円の価値で交換となります。お世辞にもコスパが良いルートではありません。

  2. 2)ANAご利用券(航空券・機内販売等で利用可能)との交換
    オススメ度:☆
    これもよく意味が分からない交換アイテムです。1万マイル=1万円分の航空券や宿泊料金などに利用できるクーポンと交換できます。以前は1.2万マイルで15000円分のご利用券との交換ができたのですが、2015年2月1日に終了しました。

  3. 3)ANAスカイコイン(ホームページでの航空券予約に利用可能)との交換
    オススメ度:☆☆☆
    ANAの飛行機代やANAスカイホリデーなどのツアー料金として利用できるANA専用の電子マネーとの交換です。1マイルから交換可能で、1マイル1円~1.6円分のスカイコインと交換できます(交換するマイルが大きいほどレートが良くなります)。
    特典航空券との交換と比べると1マイル当たりの価値は低下しますが、一般予約と同じ扱いになるので特典航空券での予約が取りづらい時期の利用を考えているような場合には使い道があります。
    参考記事:ANAスカイコインのメリット、デメリット

  4. 4)ANAセレクション(商品)との交換
    オススメ度:☆☆
    ANAの用意するオリジナル商品等と交換できるサービスです。1万マイルより交換可能となっています。ANAが好きでオリジナル商品が欲しい!という方には魅力があるかもしれませんが、その他の商品についてはネット通販で探せる商品も多いです。
    たとえば2万マイルで交換できる掃除機がヨドバシドットコムで15000円で買えるみたいな感じです。

  5. 5)ANA国際線アップグレード特典として利用
    オススメ度:☆☆☆☆
    エコノミークラスをビジネスクラスに、ビジネスクラスをファーストクラスにアップグレードすることができる特典です。ツアー利用時などは利用できません。また、国内線(プレミアムクラス)へのアップグレードには利用できません。

  6. 6)国内線・国際線の特典航空券(無料航空券)との交換
    オススメ度:☆☆☆☆☆
    国内線、国際線の航空券のタダ券と交換できる特典です。1マイルあたりの価値は3円くらいから10円程度までと他の交換商品と比べると高く、コスパと言う点で見れば、頭一つ出ているのがこの特典航空券との交換です。
    一方で特典航空券で予約可能な座席数は制限されているため、人気の時期の人気路線などはかなり前もって予約をしないと取りづらかったりします。
    参考記事:ANAの特典航空券で知っておきたい注意点、デメリット

 

 

実はマイルは貯めるよりも使うほうが難しい

正直言って、ANAマイルに限らず、マイルというのは貯める方法よりも使う方法の方が難しかったりします。上記で紹介したようにマイルにはいろいろな利用方法がありますが、特典航空券するのがもっとも効率的、おすすめな方法となります。

 

一方で、特典航空券は普通の航空券よりも予約できる座席数は少ないです。そのため、いざ使おうと思ったタイミングでは予約できないということもよくあるわけです。結局スカイコインと交換したり、期限切れで電子マネーと交換する……なんてことになっては目も当てれれません。

飛行機に乗ってANAマイルを貯める方法、使う方法」でマイルの貯め方ではなく飛行機で上手く使う方法も紹介しています。

 

マイルを貯めるだけでなく、その出口戦略も一緒に考える必要があります。

 

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