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ANAカード各種の年会費とマイル還元率等の比較のまとめ

ANAカードを比較する時は大きく「クレジットカードブランド」「カードグレード」「提携ポイント(提携企業)」の3つで比較をする必要があります。それぞれで年会費や入会・継続ボーナス、フライトマイルボーナス、その他サービスに違いがあります。

 

クレジットカードの利用状況や飛行機に乗る頻度などでどのカードが自分に向いているかは変わってきますので、このページでどのカードを作るかを検討してみてください。

 

ポイントサイトとの組み合わせを考えるとソラチカカードだけは絶対に欲しい

私は航空マイルはクレジットカード利用だけでなく、ポイントサイトなども活用して貯めるべきだと考えています。そう考えるとポイント移行の道筋がある「ソラチカカード(JCB)」しか選択肢はないと考えています。
参考:ポイントサイトだけで年に20万マイルをためる方法のまとめ

 

下記のコンテンツはポイントサイトを利用しない前提での飛行機の搭乗(フライト)やクレジットカードの利用だけでマイルをためるというケースの説明となります。

 

共通の特典

まず、カード会社にかかわらず提供されている共通特典からまとめていきます。

 

1) 入会・継続ボーナス

入会時と更新時にもらえるボーナスまりうです。
一般カード・学生用カード:1000マイル
ワイド・ワイドゴールド・アメックス・ダイナース:2000マイル
プレミアムカード:1万マイル

 

2)搭乗ボーナス

飛行機に乗った時に通常のフライトマイルにプラスされるマイルです。
一般カード・学生用カード:10%
ワイド・ワイドゴールド・アメックス・ダイナース:25%
プレミアムカード:50%

 

3)その他特典

  1. ・ANAカードマイルプラス
    提携店でのANAカード利用で0.5~1.0%分のボーナスマイル

 

JCB発行

まずはJCB発行のANAカード。強みとしてはJCBプラザが利用できるため、ハワイやグアムなどに旅行に行くことが多い人にはラウンジ等が利用できます。一方でヨーロッパなどでは加盟店数が少ないので苦労することがあるかもしれません。

  年会費 マイル交換手数料 その他備考
ZERO 無料 無料(5マイル交換) (18~29歳限定)
学生カード 在学中無料 無料  
一般カード 2000円 5000円(10マイル交換)  
ソラチカカード 2000円 5000円(10マイル交換) メトロポイントを優遇レートでANAマイルに交換可能。PASMO付帯(電子マネー)
ワイドカード 7250円 5000円(10マイル交換)  
ワイドゴールドカード 14000円 無料(10マイル交換)  
プレミアムカード 70000円 無料(10マイル交換) ANAの国内線利用時にANAラウンジを無料利用可能。プライオリティパス無料入会可能。プラチナコンシェルジュサービス。ANA航空券や機内販売の利用で100円につき2マイル(通常の倍)

 

Visa/MasterCard発行(三井住友カード)

海外での利用に強いVisaやMasterCardブランド。

JCB発行と比べてマイル交換手数料が1000円高い。「マイ・ペイすリボ」の登録で年会費割引のサービスがあります。グレードの高いカードを利用するなら年会費はJCBより相対的に安くできます。また、少し活用には手間がかかりますが、わずかな利息を支払うことでマイル還元率を大きく高めることもできます。

 

ANAカード(VISA)についてはこのマイペイすリボをいかに活用するかでかなりお得なANAカードになります。クレジット利用に対する還元率で言えば「ANA VISAカードのワイドゴールドカード」が1.7%超となり最強です。
(年会費を無視できるならプレミアムカードですけど)

 

詳しくは「ANAカード(VISA)でマイペイすリボ活用で年会費節約&マイル還元率アップ」をご覧ください。お買い物でANAマイルを貯めたいならANAカードVISAが最もお勧めです。

 

  年会費 マイル交換手数料 その他備考
学生カード
(VISA/MasterCard)
在学中無料 無料  
一般カード
(VISA/MasterCard)
2000円
(1025円)
6000円(10マイル交換)  
ANA VISA Suica
(VISA)
2000円
(1025円)
6000円(10マイル交換) Suica機能付き(オートチャージ機能あり)。
ワイドカード
(VISA/MasterCard)
7250円
(6275円)
6000円(10マイル交換)  
ワイドゴールドカード
(VISA/MasterCard)
14000円
(9500円)
無料(10マイル交換)  
プレミアムカード
(VISA)
80000円 無料(15マイル交換)

ANAの国内線利用時にANAラウンジを無料利用可能。プライオリティパス無料入会可能。プラチナコンシェルジュサービス。ANA航空券や機内販売の利用で100円につき2マイル(通常の倍)

 

プレミアムカード(VISA)はJCBよりも年会費が1万円高いですが、マイル積算が1.5倍(還元率1.5%)となります。

 

アメリカンエキスプレス発行

アメックスブランドのANAカードとなります。一般カードでもワイドカードと同様のスペックとなっています。
アメックスのポイントは一度利用すると以降の有効期限が無期限となります。JCBやVisa/MasterCard(三井住友カード)は2年間ということをかんがえるとじっくり貯めることができるというのが大きなメリットでしょうか。

 

プレミアムカードは年会費が15万円と高額。その割にマイルの交換レートなどはさほど良くない。

 

  年会費 マイル交換手数料 その他備考
一般カード 7000円 6000円(10マイル交換)  
ゴールドカード 31000円 無料(10マイル交換)  
プレミアムカード 150000円 無料(10マイル交換) ANAグループ利用で、ポイント2.5倍。プライオリティパス無料入会可能。プラチナコンシェルジュサービス。

 

ダイナースクラブ発行

ポイントの有効期限は無期限。年会費お高さとダイナースクラブという加盟店の数が他のカードブランドと比較して少ないのがネック。

 

  年会費 マイル交換手数料 その他備考
ダイナースカード 27000円 無料(10マイル交換)  
ダイナースプレミアムカード 150000円 無料(10マイル交換) ANAグループ利用で、ポイント2.5倍。プライオリティパス無料入会可能。プラチナコンシェルジュサービス。
年間利用100万円ごとに1万マイルをボーナス。

 

まとめ。どのANAカードが自分に合うのか?

まず、各社ともプレミアムカード(年会費6万~15万円)については各社のプラチナカードクラスのクレジットカードとなっています。サービス内容も充実はしていますが、本当にそれを使いこなせるかどうか?が大きな関門になってくると思います。

年間の利用額が数100万円以上でかつANAの飛行機に乗る頻度も高いと言った方向けと言えるでしょう。

 

一般カードとゴールドカード(ワイドゴールドカード)の比較

ANAカードにおいて一般カードとワイドゴールドカードの差は年会費が約12000円高いという一方でマイル交換手数料(5000~6000円)が無料+継続ボーナスが1000マイル多い、フライトマイルが15%分多いという点があります。

 

仮にクレジットカードのポイント有効期限である2年に一度だけマイルを交換するとすれば実質的な年会費の差は3000円下がります。また、1マイルの価値を仮に2.5円とすると継続ボーナスで2500円下げることができます。

 

となると、年会費の差は6500円と言うことになります。フライトマイルのボーナスを考えると年間に18000マイル分くらい飛行機に乗っているのであればコスパ面でもワイドゴールドカードの方がお得と言えそうです。

 

 

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